天気が長続きしないですね。
また台風が接近しています。
藤沢でも、その影響で今日は強い風でした。
当社前の街路樹のきんもくせい、きれいに咲き揃っていましたが、雨と風でだいぶ落ちてしまいました。
道路に、スプレーをしたようです。
今日は、賃貸経営を始める年齢について考えたいと思います。
今、新たに賃貸経営に取り組まれる方は、50代~60代の方が多いように思います。
サブリース会社、ハウスメーカーの土地活用セミナーに行くと、もっと年配の方も見かけます。
賃貸経営は、30~40年にわたる長期の事業です。
年配の方が始めても、いつまで自分でやっていけるのでしょうか?
ここでは、信頼できる不動産屋ではなく、賃貸経営を引き受けてくれる後継者が必要になります。
残念ながら、当社でお手伝いしている大家さんの中には、お子さんが、全く賃貸経営に関わろうとしない方もいます。
何かトラブルがあったときは、大家さんがまずは駆けつけるのが一番なのですが、階段が登れないためだけに、当社に対応を依頼してくる大家さんもいます。
やっぱりどうしても、入居者対応、維持管理が後手後手になって来ます。
大家さんに何かあったり、判断が鈍くなったりしたらどうするのか、とても心配になります。
そう考えると遅くとも40歳までのうちに、賃貸経営を始めるのが良いと思います。
少なくとも、40歳くらいまでのご家族が、積極的に関わる意思をお持ちのことを、確認していただきたいと思います。
相続のために良かれと思ってしたことが、お子さんの重荷になってしまうこともあります。
サブリース会社のウリは、「長期一括保証契約で、そういう一切の面倒はない」、ということですが、判断能力が落ちた状態では、業者の恰好の餌食です。
賃貸経営は、建てておしまいではなく、建ててからがスタートです。
建物を取り壊して更地に戻すまでの事業です。
長期の視点でじっくり取り組む覚悟が必要だと考えています。
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(※本記事はあくまで私個人の考えです。)