これからの賃貸経営について思うこと⑭

お隣の古民家の畑、キウイフルーツが鈴なりです。

20161007

 


 

今回は、納税資金の確保についてです。

土地持ちの大家さんの場合、ほとんどの方が、途中で相続が発生します。

私は、この時の納税資金をいかに確保しておくかが、最も重要だと考えています。

相続税は、現金で納めなければなりません。

 

資産がたくさんあっても、肝心の現金がないと、悲惨な結果に至ることがあるのは、以前にブログに書いたとおりです。
→→→これからの賃貸経営について思うこと④

 

賃貸経営を始めるにあたってまずやるべきことは、実際に相続が発生した場合に、相続税がいくらになるかをきちんと把握するということだと思います。

その資金をどう確保するか、まずはそこがスタート地点です。

そのために必要なことは、資産評価をきちんと行うことです。

土地の資産評価は案外に簡単なものではありません。

サブリース会社、ハウスメーカーの営業さんと話をする機会が時々ありますが、単純に路線価×面積で話をする人も少なからずいます。

払い過ぎた相続税を取り返します」というCMもありますが、これも安易に資産評価をした結果、過大評価してしまったに過ぎません。

もしかしたら、建設直後に相続が発生するかもしれません。

その場合でも、納税に耐えうるかを検証しておく必要があります。

賃貸物件が建った土地は、キズ物ですので、売って納税資金に充てる、ということが出来ないこともあります。
→→→これからの賃貸経営について思うこと③

 

加えて、長期にわたるライフプランを作成しておいたら良いと思います。

ライフプランとは、家族の成長に合わせた、お金の面での将来設計です。

収入と支出のバランスがどう変化するかを把握し、将来の不安に備えることが出来ます。

ファイナンシャルプランナーなどに相談すれば診断してもらえますが、ちょっと勉強すれば自分でも作成できます。

簡易なシミュレーションができるホームページもあります。→→→全国銀行協会ホームページ

 

今は日銀の「異次元緩和」により、お金がだぶついていますので、銀行はジャンジャン貸してくれます。

今なら、賃貸物件の利回りが悪くなければ、納税資金も借りられる可能性は十分にあります。

ですが、一旦金融政策が引き締めに変われば、土地を担保にした借入れは難しくなることが想定できます。

いざという時に備えるのは、ビジネスの世界では当たり前のことです。

収入が飛躍的に増えることはなく、時代に合わせて柔軟に変化していくこともできない賃貸経営は、なおのこと備えを万全にしておく必要があると思います。

 


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(※本記事はあくまで私個人の考えです。)

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