先日7/26・27に東京ビックサイトで開催された「賃貸住宅フェア」に
行ってきました。
賃貸住宅フェアは、
不動産業務支援システムや住宅設備・建材の企業が出展し、
最新の賃貸情報を見て、触れられるイベントです。
初めてのゆりかもめで行ってきました。目の前に駅があるんですね。
レインボーブリッジの下側を通る時にはワクワクしました!
さて、
やはり最近のトレンドは、不動産DX、高齢者対策、空室対策の住宅設備のようです。
様々なセミナーも開かれ、貸主様は空室対策やトラブル対応、
管理会社や仲介業者は、不動産DX関連のセミナーが好評のようでした。
不動産DXと言っても、昨今の電子証明書関連から、申込~引渡、更新や退去まで
来店不要のオンラインで完結するといったもので、劇的な変化はまだ無いようです。
電子契約自体は数が増えてきているものの、電子契約導入企業の契約全体の6割程度のようで、
これからも大手管理会社がけん引していく流れになるでしょう。
いずれにしても電子契約の場合は、契約者からの依頼・合意が必要ですので、紙の方が安心、PC等の操作が苦手な方もいらっしゃる以上、この割合はDX化が浸透しても変わらないものと思います。
もちろん不動産会社の方もシステム導入にはコストがかかるので、これもネックになります。
高齢者対策の方は、
住宅設備のハード面はもちろん、孤独死を防ぐための見守りサービスや住宅介護施設併用の建築プランなど、新しいアプローチもあります。
事故物件の定義に関するガイドラインが発表されるなど、今後の日本の課題であり、顧客数が一番多くなるのも間違いないので、知っておいても損はないでしょう。
住宅設備としては、
室内洗濯機置き場、モニターホンは当たり前の設備で、
単身者はインターネット無料・ファミリー向けは独立洗面台が必須の設備のようです。
相場より高く貸す場合の、高付加価値の設備は、
インターネット無料、宅配ボックス、エントランスのオートロックが上位でした。
普段から情報収取されている方には、当たり前の情報かと思いますが、
ご参考になれば幸いです。
管理会社を中心に不動産業界もオンライン化・BPO化していく中、地元密着の不動産会社として、
出来ること、求められていることは何なのか考えていきたいです。
参考
賃貸住宅フェアHP https://zenchin-fair.com/
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