昨年11月に着工したミロクジーナ。
無事に、建物が竣工しました。
2年前に、コロナ禍の中、ココスさん、華屋与兵衛さんの同時撤退が決まり、急遽再開発することになりました。
オーナーから「地域の魅力化につながるもの」「地域に住む人たちの利便性を向上させるもの」という命題を受け、何度も何度も検討を繰り返し、今回の形になりました。
着工直前にそのオーナーとミロクジーナの設計者が、相次いで病気で亡くなるという、思いもよらない出来事がありました。
当時は、プロジェクトの断念も考えました。
ですが、オーナー家族から、遺志を引き継いでプロジェクトを進めたい、という話をいただき、設計も外部の方の力を借りつつ、何とかやり遂げたいということで、継続することになりました。
今回の建物は、同じオーナー、設計者と一緒にやらせていただいた12,13,14棟目の建物です。
大恩のある二人に、恥じない建物が出来たのではないかと自負しています。
来週からは、敷地内の駐車場の整備、建物周りの外構工事、そしてテナントさんの内装工事が始まります。
9月下旬ころから、順々にテナントさんがオープンする予定です。
どんな施設になるのか、私自身ワクワクしています。