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礼金とは

前回は「敷金」についてブログに掲載しました。

今回は、「礼金」を取り上げたいと思います。

 

goo辞書には、「部屋や家を借りるとき、謝礼金という名目で家主に支払う一時金。」とあります。

そのまんまですね。
「敷金」とは違い、法的な定義はなく、商習慣によりやり取りされているもので、
その昔、賃貸物件が少ない時代に貸主に支払っていたものが、今でも残っていると言われています。

 

敷金」は契約終了時まで預けている自分のお金でしたが、「礼金」は、お部屋を借りる時にかかる支払うと返ってこない経費そのものです。

ちなみに、「礼金」は関東に多い商習慣で、
関西では「敷引」(しきびき)という形でやり取りされます。預けた敷金のうち、~ヶ月分は償却します。(返ってこない)という特約を付与しているようです。
この「敷引」も前回ご紹介した、改正民法の「敷金」の定義に当てはまる部分があるので、
今後の動きに注目です。

 

さて、礼金の相場は一昔前までは、賃料の2か月分が主流だったようですが、段々と減額され、
部屋余りの現在は、オーナー様が出費覚悟で、「礼金ゼロ」というお部屋も増えています。

これは、入居者様にとってはそのまま「オトク」につながります。

 

初期費用を抑えたい場合は、全体の費用はもちろんですが、ぜひ「礼金」に着目してみてください。

 


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