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資金計画について

前回のブログで、「希望条件の整理について」お話ししました。

いよいよ物件探し、といきたいところですが、その前に予算を決めることが必要です。

 

① 自己資金の把握

まずは、現時点で用意できるお金がどれくらいあるかを把握します。

頭金は、ある程度用意するに越したことはありません。
その分、予算を増やせるからです。
ただし、当座の費用と、何か不測の事態があった時に慌てないように、多少の余裕は必要です。

また、住宅ローン減税措置がありますので、頭金はそのメリットとの兼ね合いとなります。

② 借入限度額の把握

次に、ご自身が金融機関からいくら借りられるかを把握します。
インターネットで「住宅ローン 年収」と検索すると、年収からシミュレーションできるサイトが出てきます。
いろいろ条件を入れられるので、いくつか試してみてください。

支払期間を長くすれば、その分借入限度額が増えますが、実際ご自身が何歳までローンを払い続けるかを考えてシミュレーションしてください。
※完済の上限年齢が定められている金融機関がほとんどですが、それよりも何歳まで払い続けられるかをもとに、考えていただくと良いと思います。

③ 生活に支障のない範囲の返済計画(ライフプラン)

① と②で、用意できる資金の総額がわかります。

ですが、それをそのまま住宅購入費に充ててはいけません。
長い人生の中では、住宅購入のほかに、お子様の教育費や結婚資金、自動車購入費などまとまった出費も予想されます。(お金の面も含めそれらを計画することを「ライフプラン」といいます。)

ライフプランを踏まえた、無理のない返済計画を立てる必要があります。
こちらのホームページでは、簡易なシミュレーションが出来ます。

当社代表はライフプランナーの資格も保有しております。
ライフプランについてもご相談いただけます。

④ 住宅保有コスト

マイホームを購入する時には、物件価格のほか、以下のような費用もかかります。
・仲介手数料
・住宅ローン手数料
・住宅ローン保証料
・団体生命保険料
・登記費用
・不動産取得税
・火災保険料
・リフォーム費用
・引越し費用
・家財、家電購入費用など

また、購入した後も、毎年固定資産税がかかりますし、日常の修繕費だけでなく、屋根・外壁の塗装、給湯器・エアコンの買換えなどの修繕費や、将来はバリアフリーリフォーム代などもかかってきます。

マンションなら、管理費、修繕積立金、駐車場代なども見ておく必要があります。

それらを踏まえて、毎月の住宅ローン額を決定し、物件価格の上限額を決定します。

⑤ 親族からの資金援助

ぜひ検討していただきたいのが、親族からの資金援助です。

2023年12月31日までは、1000万円(または500万円)まで両親・祖父母から贈与を受けても、非課税となっています。

また、非課税枠を超える部分については、親族の持分にしてしまうという方法もあります。
この場合は、持分について使用貸借契約とし、将来は相続するという方法です。
(相続時点で相続税はかかりますが、相続税評価額が下がりますので、メリットがあります)

そのほかにも、金融機関ではなく、親族から借入れをするという方法があります。
ただし、この場合は住宅ローンと同様、毎月きちんと返済をしなければなりませんので、住宅ローンの返済と合わせ、無理のない範囲にしておくことが必要です。

 

 

写真は先日行った七里ガ浜のPacific DRIVE-INからの眺め。
富士山と江の島のコラボです。
鎌倉も江の島も外国人観光客でいっぱいです。

 


物件選び、住宅ローン、各種手続きもサポートさせていただきます。