お問い合わせ→→→こちら

賃貸不動産 引渡とお引越し

賃貸担当の種市です!

今回は、新生活のスタート!「引渡」(ひきわたし)について解説します。
前回までのブログで契約も締結し、いよいよ鍵を受け取り新しいお部屋での生活が始まります。

とはいえ、多くの方が再度お引越しをされると思います。入居時点から退去のことを知ってておくことも大切です。
本ブログで注意点を確認いただき、入居後に慌てることがないようにしておきましょう。

この記事はこんな方にオススメ!
・はじめて賃貸物件を探す方
・「入居時チェック」と聞いて、ピンとこない方
・入居後、何をしたらよいか分からない方

今回は以下の3ステップを解説します。

①鍵を受け取る。
②家具搬入前に「入居時チェック」を行う。
③近隣に挨拶をする。
では、詳しくみていきます。
 
1.鍵を受け取る。
 
契約が完了し、ついに鍵を受け取る日になりました。
契約をした不動産会社に鍵をもらいにいきます。多くの場合、鍵の受領書に記名・捺印をしますので、認印を持参しましょう。
鍵を受け取る際に、入居中の注意事項やごみの捨て方の説明と契約書類の受け渡しがありますので、A4サイズが入るカバンがあるとよいと思います。
また、ここまで一緒にお部屋を探してきた不動産業者が管理会社ではない場合、
これ以降、関わる機会がないので、営業担当にお礼を言ってあげてください。
営業担当も単純に嬉しいですし、なにか困ったことがあった際に相談に乗ってくれると思います。
(部屋の不具合等は管理会社でないと解決できませんが、セカンドオピニオンとして活用できるかもしれません。)

管理会社の場合も、更新や退去、不具合が起こった際の連絡先になるので、
「これからよろしく!」と挨拶をしておくのが無難です。

 
2.家具搬入前に「入居時チェック」を行う。
 
鍵を受け取ったら、絶対に忘れてはいけないのが「入居時チェック」です。

入居時点での室内のキズ・よごれをチェックすることで、
ほとんどの場合、鍵を受け取る際にチェック表も渡されて、1週間以内に返送してください。などと説明があるかと思います。
まれにチェック表がない管理会社もありますが、その場合でもキズ・よごれの箇所を写真で撮影するようにしておいてください。

というのも、退去時の原状回復工事の費用負担を考える際に、キズ・よごれの原因が「借主」によるものなのか、という点が重視されます。
入居時点からのものであると証明できれば費用負担しなくて済みますので、証拠を残しておきましょう。
管理会社も引渡し前にチェックしていますが、念のためです。

また、ご注意いただきたいのが、「入居時チェック」は家具家電をいれる前に行うということです。
家具家電等で、壁・床が隠れてしまいますし、引っ越し時に破損したものは、引っ越し業者などに修繕費を請求することになります。
可能な限り、引っ越し前に入居チェックを行ってください。窓やとびら等の動作確認も同様です。
鍵を受け取ったその日に、採寸などと合わせてやってしまうのがオススメです。

 
3.近隣に挨拶をする。
 
鍵をお渡しする際に、お客様から「同じアパート(近隣)の方に挨拶したほうが良いか」と質問をいただきます。
結論から申し上げると、私は「挨拶したほうが良い」と考えます。
というのも、防犯・防災上どのような人が住んでいるのか、お互いに知っておいた方が安心ですし、最初に挨拶をすることで、入居後も良好な関係を保ちやすいと思うからです。

6部屋くらいのアパートであれば全戸、マンションであれば上下と同じ階のエレベーター(階段)まで、戸建の場合は隣接と向かいの方(向こう三軒両隣って言ったりします)でしょうか。
普段の生活で頻繁に顔を合わす方達には挨拶しておくのが無難です。

自分たちの家族構成など、細かいことまでは伝える必要はありません。
簡単なお菓子やタオル等を一緒に持っていきながら挨拶をしておきましょう。
女性単身の方など、挨拶自体が不安な方は、鍵を受け取る際に管理会社に聞いてみるのもオススメです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

数回に分けて部屋探しからお引渡しまでの流れをご説明させていただきました。
各ステップの注意事項を事前に把握することで、余裕をもったお部屋探しが出来るはずです。

ここまでしっかりと行っていただければ、納得のお部屋に引っ越されていると思いますので、
新しい部屋で新生活をお楽しみください。

お部屋に不具合がでてきたら、管理会社に相談することも忘れずに!
まとめ
・入居時チェックは写真撮影もする。
・近隣挨拶はしておいたほうが無難。
 
 
 
 
 

毎週1回、賃貸をお探しの方にお役に立つブログを掲載します。